春季大会開幕〜学院の展望はいかに 2004/4/1

 いよいよ新年度に入りました。

 今年は桜の開花が早かったにもかかわらず東京ではまだまだ見頃が続いていて、 明るい兆しが見えつつある日本経済を象徴するかのように華やいだ雰囲気の中 4月を迎えました。

 そして、注目の春季大会も開幕しました。早実がいきなり7回コールド勝ちする 中、我が学院は2日立川球場にて私立武蔵との一戦からスタートします。その先には 東海大菅生や世田谷学園、選抜甲子園帰りの二松学舎などなど、厳しい戦いが 予想されます。平日の試合が多く社会人にはなかなかきつい日程ではありますが、 お時間のある方はぜひともグランドに足を運んで、後輩に叱咤激励をしてあげて下さ い。

 昨秋はあと一歩のところでブロック優勝を逃してしまいました。実力的には 間違いなく勝てただけに、選手達はその悔しさを冬のトレーニングにぶつけてきまし た。結果、パワーやスピードなど個々のレベルは向上しています。ただ、これはどこの学 校にも言えることでしょうが、練習試合が解禁されたばかりで実戦経験が乏しく、 松本監督や松橋助監督が目指す野球は出来ていません。春の大会も夏の栄冠獲得に向けた 通過点ですので、戦いを通じて各選手が何かを感じ、何かを掴み取ってくれれば、 このチームは本当に”恐ろしい”変貌を遂げるはずです。

 選抜甲子園は、東北勢が非常に元気です。その原動力になっているのは投手力と 言っても過言ではありません。投手がしっかりゲームを作り、計算出来るディフェン スがあってこそ、安定した勝ち方につながるものです。秋は破壊力抜群の打撃力ばかりが 目立ったこのチームが、果たして一冬越した今どんな戦い方を見せてくれるのか、 相手に不足はないだけに非常に楽しみです。

 なお、巌さんを中心とする一部のOBのご尽力により、春の大会も『メールde実 況』を行える運びとなりました。試合を見ることは出来ないが、一刻も早く状況を知りたい という熱烈なOBは「メーリングリスト(ML)登録」→「入会希望」へ進み、必要事項を 記入して送って下さい。すでに登録済みの方は結構です。

 また選手への応援メッセージなども ぜひ掲示板に書き込んで頂ければと思っております。


2004.4.1
(文責:広崎正隆 S63卒)