新チーム初の公式戦〜秋の組み合わせ決定! 2004/8/31

 2004年夏、第86回全国高校野球選手権大会は南北海道代表の駒大苫小牧が 歴史的な優勝を遂げ幕を閉じました。北海道代表が甲子園の優勝旗をもぎ取った事 は多くの甲子園ファン及び甲子園を目指す選手達に勇気を与えた事だと思います。 また、我々学院野球部関係者の方々にも、「甲子園は夢ではない」という気持ちを 新たにされた方が多かったのではないかと思います。

 さて、野球部はすでに7月に新チームに移行し、8月の厳しい夏合宿を経て、 いよいよ秋季大会に突入します。去る8月28日(土)には抽選会が行われ、すでに ご案内の通り我が学院は日大二高のブロックとなり初戦は9月19日(日)対攻玉社 と決まりました。このブロックは法政一高、安田学園など私立有力校のひしめく レベルの高いブロックですが、新チームの持てる力を余すところ無くぶつけて まずはブロック優勝を期待したいところです。

 秋季大会はどの学校も新チームになって間もなく、経験未熟のまま公式戦を戦う事 になります。我々OBとして現役選手達に期待したい事は一戦一戦を大事に戦い公式 戦の経験を無駄にしない事。そして常に「甲子園」という大きな目標を意識しながら 戦って欲しいという事です。公式戦はこの「秋」の後、来年からは全校が参加する 「春」、その先の「夏」とあと2回ありますが、当然負けて良い試合は一つも ありません。「後がないんだ!」「全部勝つんだ!」という緊張感をもって試合に 臨んで欲しいと思います。そういった1試合1試合に臨む気持ちが選手達の成長を 促しますし、今後の勝負強さにつながっていくものと信じております。秋はどんな に強豪校といわれる学校でも新チームとなっており、実力の程はフタを開けて みなければ分かりません。言い換えれば、どのチームにもチャンスがある、という 事です。新チームでの初の公式戦、健闘を願うばかりです。

 さてそのような中、我々OB会としても当然の事ながら、新チームを全面的にバッ クアップしていきたいと考えております。秋の大会は全て休日での開催です。皆さま お誘い合わせの上、是非とも無心で泥だらけとなって球を追い勝利を目指している 現役選手達の応援に駆けつけて頂きたいと思いますので、何卒宜しくお願い 申し上げます。


2004.8.31
(文責:水藻光 H6卒)