2004年OB会ゴルフコンペ&納会寸評 2004/12/25




 今年も年末恒例のOB会ゴルフコンペ及び納会が12月12日(日)に開催され ました。何分今回は事務局の不手際もあり、ご案内から開催までがさほど 時間がなく、一体何名の会員に集まってもらえるだろうかと冷や冷やして おりましたが、いざ蓋を開けますとコンペは3組12名、納会は約20名もの 方々にご参集頂いて事務局一同ホッと胸を撫で下ろしたところです。この 場をお借りして改めて参加して頂いた皆様、並びにコンペ開催に当たり多 大なるご協力を頂戴しましたS37年卒の加藤光晴さんに厚く御礼申し上げ ます。

コンペ参加者集合写真  さて、思い出したくない人もいらっしゃるかもしれませんが、ゴルフの 方はと申しますと、予報とは裏腹に、と言いますか終日雨模様で肌寒かっ た東京とは全く別世界の如く、舞台となりました山梨の富士桜カントリー 倶楽部は晴天に恵まれました。おまけに、もう直にクローズになるゴルフ 場かと首を傾げたくなるほど温かく、これでは天気など全く言い訳に出来 ないというのが、きっと共通した感想だったと思います?!強いて言えば 来年から男子プロゴルフのトーナメントコースになるため少々コースの改 良があり、それが気になって打ち損じたかな・・・といったくらい、昨年 に引き続き申し分ないコンディションでした。

富士山もきれいに・・・  そんな中見事優勝を果たしたのは、最もベテランの松橋邦芳助監督でし た!成績表は以下に記しておりますが、前回6位からの大躍進、おみそれ致 しました。加えて松橋さんは文句なしのドラコンも取られ、「俺ってすご い!」と思われたこと、間違いない!!!また惜しくも昨年と同じく2位 に加藤光晴さん、3位には初参加の清祐浩作さんが入られました。また、2 年連続の優勝を狙った(はずの)松本武仁監督は、なんとなんとブービー賞 に。これだからゴルフは辞められません!!しかしその松本さんはしっか りニヤピンを確保して、さすがただでは帰らない男!と誰もが感じたこと でしょう。でもニヤピンと言えば、後半に入り加藤信幸さんが160ヤード の、さらに厳しい位置に切られたピン横2メートル弱にナイスオン!見事 バーディーでニヤピ〜ン、かどうかは、同じ組でなかったため詳しくは申 し上げられませんが・・・

 とまあ、やはり18ホールもありますと色々なドラマあり、笑いあり、怒 りあり、で、これが次回につながる原動力だとつくづく感じさせられまし た。プレー後に行った表彰式では、優勝した松橋さんから、「去年は松本 監督、今年は私と、なんだか首脳陣にうまく優勝を回してもらっているみ たいでありがたい」などと謙遜されたご挨拶を頂戴し、終始和やかな歓談 となりました。また水藻光事務局長から以下の順位に応じた賞品をお渡 しさせて頂きました。

優勝した松橋助監督と水藻事務局長 ●あえてスコアは出さないコンペ成績表 ( )内は昨年の順位〈敬称略〉 優勝:松橋邦芳(6) 準優勝:加藤光晴(2) 3位:清祐浩作(初) 4位:幕内桂太郎【ベスグロ】(初) 5位:旭正勝(初) 6位:加藤信幸(初) 7位:稲井武志(初) 8位:秋津宏機(11) 9位:広崎正隆(5) 10位:小林淳(10) B.B:松本武仁(1) B.M:水藻光(初) ドラコン:広崎正隆、松橋邦芳   ニヤピン:松本武仁、加藤信幸

 以上がコンペのご報告でした。続きまして会場を新宿に移し、午後7時から 今や定番になりましたライオン会館「ビアキャビン」にて盛大な納会を催し ました。栗山雅史部長を始め納会からまた大勢加わって頂き、例によって 世代を越えた野球談義に花が咲きました。冒頭高橋宏之会長が「学院も選手の 粒が揃ってきて、甲子園出場も近い」と高らかに宣言、最近のチーム事情を 知るOB会員ほど納得した表情で聞いておられました。

大先輩から大学生まで参加した納会  今回の納会出席者はやはり最ベテランは松橋さんでしたが、最ヤングは大学 3年生の久保健太郎さんと、実に年の差45歳ほどもあり、これぞ学院野球部 OB会の懐の深さ、層の厚さ、歴史の重さを感じさせる素晴らしい機会になった と思います。いつの時代も甲子園への夢に向かってひたむきに努力し、そして 誰も果たせなかった・・・その苦い経験だけは、年齢を問わず共通しています。 酒を酌み交わせば自ずと当時のことが甦り、思い出話は多少美談化(?!)され つつ、いつ聞いても新鮮な味わいがあるものです。

来年の抱負を語る松本監督  宴もたけなわとなり、誰からともなく松本監督にぜひ一言来年の決意を聞き たいと盛り上がりました。それまで朗らかに話し込んでいた松本監督も、この 声に表情が一瞬引き締まり、おもむろに立って次のように語ってくれました。 「今まで皆様のご期待に添える結果を出せずに申し訳なく思っています。これ だけのOBの方々の熱い思いは選手も我々首脳陣も非常に心強く感じています。 ぜひ少しでも甲子園に近づけるよう、微力ながら頑張ります」。もともと言葉を 慎重に選んで話すタイプではありますが、最近の充実したチーム戦力も念頭に おいてか、秘めたる闘志がひしひしと伝わってくる内容でした。

 最後は恒例の三本締め、今回その大役(?!)を果たしたのは久保さん。 並みいる先輩方を前に緊張した面持ちながら、若者らしく元気に音頭をとって 納会はお開きとなりました。急な日取りの設定だったとはいえ、これだけ大勢の 皆様にお集まり頂いて、しかも笑いの絶えない会になり、今年もいい締め括りが 出来たと思っております。

 毎年毎年、会員の皆様に支えられてOB会運営を滞りなく行っているつもり ですが、今年は特に木村孝之前会長から高橋会長にバトンタッチされ事務局も 若返っただけに、皆様にはご不便をおかけすることもあったかと思います。 今後一層の努力をして参りますので、どうかこれからも事務局並びに野球部への 熱いご支援をよろしくお願い致します。今年も一年お世話になりましたこと、 心より感謝申し上げますとともに、来年が皆様にとりましてますます素晴らしい 年でありますことを願ってやみません。そして何と言っても来春の大会、その 先の夏の大会と我が学院野球部の快進撃を期待しながら、今年最後となります 事務局便りのご挨拶に代えさせて頂きます。ありがとうございました。


2004.12.25
(文責:広崎正隆 S63卒)