いよいよ早慶決戦!優勝はもちろん早稲田!?
〜学院期待の新人情報も〜 2005/05/26





 今春の六大学野球は残すところ最終週の早慶戦のみとなりました。 第六週終了時点で、早稲田と慶応はそれぞれ勝ち点4。優勝はまさに 早慶戦を制した方となりますが、ともに勝ち点を落とさずに相まみえる のはなんと27年ぶりとのことで、いやが上にも盛り上がることは必至 です。

 そんな中注目すべきは、我らが学院OBで現在3年生の竹内仁史選手。 開幕試合の立教戦で途中出場し、次の法政戦4回戦からはスタメンに 名を連ね、いきなりフル出場。その後東大戦、明治戦と、これまでに 6試合連続でスタメン出場しています。この分でいけば早慶戦でのスタ メン・フル出場も夢ではなく、今の現役選手にとっても大いに励みと なります。またこの4月には、去年主将を務めた渡邉快平選手や寺田 祐樹選手、浜島達也選手の3人も入部しており、神宮の杜に学院の名が どんどんこだまする日も近いかもしれません!

 さて、学院にも19人の新入部員がこの春入ってきました。3年生が 17人、2年生がなんと37人ですから、1年生の加入で部員数は73人と 大所帯です。近年ではこうした大人数は珍しくなくなったとはいえ それでも隔世の感は拭えません。そして、皆さんお知りになりたいで あろう1年生の期待値についてですが、松橋助監督曰く「楽しみな選手が 非常に多い」、鈴木源主将も「面構えがしっかりしているのが数人いて、 真面目にやっています」ということです。キャリア的には中学時代に 全国で名を馳せた選手は少ないようですが、力量を見た限り夏にベンチ 入り出来そうな選手が数人はいるとのこと。特に投手では、早く実戦で 使いたいと首脳陣が楽しみにしている逸材がおり、2、3年生投手陣も うかうかとは出来ない状況です。これが刺激となってチーム全体の レベルアップにつながる、まさに好循環のきっかけとなります。

 この夏は、甲子園にも出場した有力校が初戦から登場してくるケースが 多くなります。先の春の大会でシード権を得ぬまま敗退したからです。 このため、同じくシード権を確保出来なかった学院にとっては、くじ運 次第で最初から苦しい戦いとなることも予想されます。それでも勝ち 上がっていくためには、まさにこれからの1ヶ月どう自分に厳しく練習した かが大きくモノを言います。慶応高校が甲子園に出る時代、我々も口に 指を加えてばかりはいられません。どうか皆様の熱いご支援ご声援を選手 始め野球部に注いで上げてください。よろしくお願いします。


2005.05.26
(文責:広崎正隆 S63卒)