いよいよ注目の仙台遠征
〜新チームの実力はいかに?〜 2005/08/23





 7月21日、5回戦で都日野台高校に敗北した2005年夏。快進撃を 続けていた旧チームが、勝てば準々決勝で早実戦という大一番を 前にして悔しい結果に終わりました。

 そして発足した新チーム。練習初日は、その敗戦から4日後の 25日。新主将に鈴木大地選手、新副将に来島寛隆選手と玉地秀光 選手を選出し、船出しました。旧チームからのレギュラーが数多 く残り、例年以上に高いレベルでのスタートと言えます。その証 拠に、これも例年以上に早い時期から始まった練習試合でも、初 戦の所沢商戦で3-0の完封勝利を収めたのを初めとして相手はど こであれほとんど負けることなく、おまけに終盤逆転勝ちする展 開を何度もこなしています。秋の大会が9月2週目に開幕しますが、 今から非常に楽しみに出来ると感じております。

 その秋の大会に向け、チームはすでに夏合宿も行いました。投 手陣を中心に戦力は一層向上しております。打撃力も個々の選手 がパワーアップし、あとはいかに勝負強さを実戦で発揮できるか、 が問題と言えるでしょう。そうした意味でも22日から始まった仙 台遠征がどの程度の成果を挙げるかに期待したいところです。今 回対戦する相手は仙台育英高を始めとして実力校が揃っています。 秋を占う上でも、相手の胸を借りつつ思う存分今持てる力を出し 切って欲しいものです。

 ところで今夏の第87回全国高校野球選手権大会、実に好ゲームが 続きました。2年連続で優勝した駒大苫小牧高はもちろんのこと、 前評判ではそれほど有力視されていなかった京都外大西高の準優勝、 さらには注目の大阪桐蔭高や西東京代表の日大三高などいずれも好 投手を擁し、また打線も集中力に長けていました。全国レベルの凄 まじさを改めて知らしめてくれた大会だったと言えます。振り返っ て学院はどうか、正直まだそのレベルには達していません。しかし 間違いないのは、彼らも同じ高校生であるということ。同じ16〜18 歳の世代が為せて、我らが後輩に出来ないはずはありません。どう か皆様、この夏に寄せて頂いた熱い熱い声援、期待を、次なるチー ムにも同じように注いであげてください。選手達は周囲の視線が多 ければ多いほど、どんどん強くなっていくものです。今後とも引き 続きよろしくお願いします。


2005.08.23
(文責:広崎正隆 S63卒)