さあ秋季大会、学院は帝京ブロックに
 〜新監督に栗山部長が就任し、狙うはセンバツ出場〜 2008/09/06





 今夏、第4シードとして出場し期待を集めた学院野球部、しかし4回戦 で無念の敗北を喫し、夢はまたはかなく散ってしまいました。あれから 一月半、今岡拓人選手を新主将に据え、新チームは秋の大会での躍進を 目指し精進しているところです。

 そして、このほど指導体制も新しくなり、栗山雅史部長が監督に復帰 しました。続投の黒田敏昭助監督とともに、早速この秋から陣頭指揮を 執ることになります。松橋邦芳前監督は2006年秋の大会から2年間、助監 督時代も含めますと8年間現場で指導に当たってこられました。この間数 多くの有望な選手を育て上げるなど学院のレベル向上に多大なるご尽力 を頂きました。今後もいろいろな形でサポートをお願いして参りますが、 まずはこれまでの功績に感謝申し上げます。本当にありがとうございま した。

 さて、注目の秋季大会ですが、学院は帝京が当番校の第2ブロックに入 りました。初戦は正則、都秋留台の勝者と14日(日)の12時半から行います。 この初戦、その次のブロック準決勝(都国分寺と都深沢の勝者)を順当に 勝ち進めばブロック決勝戦で今春の借りを返すべく帝京と対戦する見通し です。昨秋もブロック決勝戦に進出しながら敗れましたが、夏と同様秋 もどうしても学院が越えられない壁があります。首脳陣も代わった今回、 心機一転でジンクスを乗り越え、来春のセンバツ切符を手に入れて欲し いと願います。

 ところで新チームはどうなのか、皆さん気になるところだと思います。 3年生が抜けた穴は非常に大きいものがありましたが、残った2年生、1年 生も恒例の仙台遠征や夏合宿で心身ともにかなりの成長を遂げていて、 学院の伝統となりつつある鉄壁な守備が現時点で早くも完成形に近くなっ ています。前チームでも主戦級だった大野投手が引き続きチームの要と して引っ張っていることも頼もしい限りです。ただ、さすがに打線は破 壊力抜群だった前チームにはまだ及ばず、秋の戦い方としては少ないチ ャンスをいかに活かすか、大野投手を中心に1点をどう守り抜くか、そこ がポイントとなりそうです。いずれにしても厳しい試合が続くことは必 至です。うまく足を絡め試合巧者ぶりを発揮できれば、どこのチームも 発展途上であるだけに楽しみな“秋”となるのではないでしょうか。 学院の飛躍には皆さんの熱い声援が欠かせません。試合は土日祝日のみ ですから、どうか1試合でも多く直接帝京グランドまで足をお運び頂き、 後輩にエネルギーを注入してあげて下さい。よろしくお願いします。


2008.09.06
(文責:広崎正隆 S63卒)