“還暦”での甲子園出場を!
〜年末恒例“納会”で結束を確認〜 2009/01/21





 波乱に満ちた2009年が幕を開け早くも半月以上が経ちました。 100年に一度とも言われる経済危機の中果たしてどんな年となるのか、 不安と期待が依然と交錯します。しかしそんな不景気風などは学院 野球部の活躍でさっと吹き飛ばしてほしい、そう願うばかりです。

 その学院ですが今年で創立60周年、野球部もまた創部60周年と 還暦を迎えます。これまでに数々の歴史、名勝負を繰り広げ、悲願の 甲子園出場まであと一歩のところまで行ったこともしばしばです。また、 来年春には早稲田大学附属として初の中学校が上石神井の敷地内に 開設され、中高一貫教育が始まります。すでに校舎増築の工事も開始 されていて上石神井の風景もこれから大幅に変わっていきます。そして この節目を迎え、野球部もさまざまな取り組みを行い生まれ変わりつつ あります。成果は必ずや今夏にも出てくることでしょう。

 そんな中、昨年暮れ(12月20日)に開かれました納会には、 学院野球部出身でただ一人のプロ野球選手、森徹先輩(S29卒)を 始め幅広い世代から数多くの方々にお集まり頂きました。お蔭様 で大変盛り上がり、改めてご参集頂いた皆様に厚くお礼申し上げます。

 席上、当然の如く話題の中心は学院野球部の今。出席者からは口々に 学院の甲子園出場を求める声があがり、首脳陣も思いを新たにされた はずです。現チームは絶対的なエース大野投手を中心に守備が鍛え 抜かれており、昨秋の大会などをご覧になった方々からは極めて強い 期待を寄せて頂きました。また、近年の学院野球部には非常に有望な 生徒が入部していることも話題となり、徐々に栄冠に向けた環境整備が 出来てきていることを皆さん実感されたことと思います。あとは結果を 出すだけ、勝負は時の運とはいえ、“その日”がいつかいつかと待ち 続けるOB感情もそろそろ限界です。ぜひ頑張ってもらいましょう!

 この他、納会では皆さんの近況や、思い出話も数多く披露されました。 顔を合わせたことがない、あるいは久しぶりの再会であっても、やはり 学院野球部という共通の青春時代を送った者同士、あっという間に 時間が過ぎてしまいました。これぞ打算抜きのOB会、その良さを 再認識したところです。今回参加されなかった方も次回にはぜひとも お越し頂き、至福の時を一緒に過ごしましょう。OB会の輪や結束が 広がり強まることで、間違いなく現役が伝統を意識し、その力も支えに 本番で無限の能力を発揮してくれる、常勝軍団とはそういうものだと 信じております。どうかこれからも、野球部並びにOB会に積極的な ご支援をよろしくお願いいたします。


2009.01.21
(文責:広崎正隆 S63卒)