2009秋季大会展望
〜今季からのルール変更で本大会進出も!〜2009/09/11





 岸主将を中心とした新チームも、発足から1ヶ月半が過ぎました。この間、 仙台遠征では仙台育英を始めとする強豪校、さらには桜美林など東京や近郊の 有力校とも練習試合を重ね、経験不足のチームにすっかり自信と実力が兼ね 備わってきました。

 さて、今月12(土)から始まる秋季大会、今大会から各ブロック2校が 本大会に出場出来ることになりました。つまり、これまでですとブロ ック優勝校(24校)だけでしたが、今年からはブロック内で山を2つに 分けそれぞれの優勝校(48校)が本大会に出られるということです。学院 は第7ブロック(当番校は関東一、グランドは江戸川球場)に入り、初戦 は12日午前11時半から東京高専が相手です(詳細な組合せは当HPにも 掲載中)。本大会に学院が出場するためには3試合勝ち抜き、その3試合目 も当番校の関東一に勝たなければなりません。決して楽な道のりでは ありません。

 その学院野球部、エースナンバーを付けた千葉投手が1年時からの 経験を活かし桜美林戦でも完璧に抑えこむなど、大野、杉山の両投手を 軸にした前チームの強力投手陣の穴をしっかりと埋めています。秋は 連戦がないため力のある投手が1人いるだけである程度は乗り切れますが、 ベンチ入りしている他の投手陣も練習試合で修羅場をくぐり抜けている だけに楽しみです。

 一方、打線はすでに前チームを上回る破壊力がありますが、荒さも 混在していることから、やはり秋は計算が立ちにくいのも事実です。 ただ、予てからの課題である走塁力も磨いており、少ないチャンスを 活かす攻撃スタイルを貫き、最後は相手よりも1点多く点を取るんだと いう精神で戦い抜いてほしいと思います。

 いずれにしましても、近年の学院は実力を出し切れずに敗れることが 続いているため、ルール改正で本大会への出場枠が倍になった今大会 こそブロック敗退を繰り返すジンクスを覆すときです。指導者には如何 にすれば選手の能力を最大限引き出すことが出来るか、必死に悩んで 頂き、最後には栄冠を掴んでもらいたい・・・皆様、土日祝日にのみ 行われる秋季大会、どうか江戸川球場に足を運んで頂き、後輩への熱い 熱い声援をよろしくお願いします。



2009.09.11
(文責:広崎正隆 S63卒)