2010秋季大会観戦記その2
〜都立狛江戦〜 2010/09/27





 9月24日(土)、前日までの雨の影響による、グラウンドの心配もありましたが、 グラウンド状態も良好の中、37年振りの本大会出場をかけた都立狛江戦が行われました。 当日は土曜日ということもあり、ベンチに入っていない生徒は授業で不在、 また、OBも数名と非常に寂しい応援風景となっておりました。 その中でも、父兄の皆様の力強い応援が選手に力を与えてくれたのではと思います。

 さて、試合の方は7対1と完勝し、見事、本大会出場を決めました。メンバーは 初戦と同様のメンバーで、先発の小野君のテンポの良い投球で守備からリズムを作り、 攻撃を仕掛けていくという木田野球が随所に発揮された試合となりました。

 初回に2番武居君、3番永野君の連打で早々に先取点を取り、2回も下位打線で 作ったチャンスをスクイズによりそつなく点を取るという、これぞ木田野球! を随所に見せてくれました。さらに3回には、2アウトランナー無しからチャンス を作り、タイムリーで点を取った後、1塁走者小野君と3塁走者斉藤君の間で、 ディレードスチールを決めて4点目を取るなど、都狛江の好投手杉本君を揺さぶり ながら、得点を重ねていきました。その結果、4回までに7得点と戦前では ロースコアの展開も予想された相手に、序盤で大量リードを奪いました。また、 この日は2番武居君、4番赤川君、6番原君が複数安打するなど打線も活発で、 原君は猛打賞の活躍でした。大量リードの余裕もあってか、先発小野君も多少の ばらつきはあるものの、切れのあるストレートを中心に、散発3安打と狛江打線を 抑え込んでいきました。

 試合を振り返ると、相手ピッチャーが変わってからの追加点が取れなかったことや 7回に先頭打者に与えた四球から1点を取られたことなど、細かい修正点はいろいろ ありましたが、しっかりと本大会出場を果たした選手達、夏に続き勝てるチームを 作り上げてきた木田監督・コーチ陣に大きな称賛を送りたいと思います。

来春の選抜大会の出場権をかけた本大会が10月2日(土)から始まります。 本大会の試合日程は、9月27日(月)の抽選会にて決まります。 甲子園目指して頑張っている選手、木田監督、コーチ達へ、 OBの皆様からの大きな声援が必要です! 本大会では、大勢のOBの皆様の応援・観戦をお待ちしております!



2010.09.27
(文責:三好哲雄 H05卒)