Vol.139 平成28年秋の大会本大会2回戦 vs昭和一学園 2016/10/16




 秋季大会本戦2回戦相手は昭和第一学園高校。

 この試合の先発もブロック大会から力投を続けていた佐藤だった。この秋季大会では未だに 登板したピッチャーは佐藤だけだった。そしてこの試合もいつも通りテンポよく投げ切れると 予想していたが、初回いきなり四球と盗塁でチャンスを作られると4番にセンター前ヒットを 打たれ先制される。

 学院も先制された次の回にチャンスを作るも、一本が出ず同点に出来なかった。しかし三回に 相手のミスが続き、二番、三番が連続で凡退するも4番一年生の笹隈がセンター前を放って同点。 しかし、セカンドランナーの内田も突っ込むがセンターの好送球で同点どまりだった。

 この後試合は五回まで膠着状態になったが、六回ここまで好投を続けていた佐藤がついに捕まる。 ランナー一塁に置き前の打席に三塁打を打たれている3番にレフトオーバーにはじき返される。 すると学院バッテリーは4番との勝負を避け5番との勝負を選んだ。しかしその打者に一塁線を 抜かれ二点を勝ち越され、さらに6番に犠牲フライを打たれ4点目を入れられる。その後の回にも 相手のミスで一点返すも次の回にはツーアウトまで取るもチャンスを作られ満塁になり4番に レフトオーバーの走者一掃のツーベースヒットを打たれここで佐藤がノックアウトをされる。

 昭和第一にいった流れがこちらに来たのは八回だった、この回先頭の5番赤尾がレフトの前に 打球を落とすとここから学院の逆襲がはじまった。1番内田まで四球を含め連続で出塁。こうなっ たら止められない学院打線。この回一挙10点をとり逆転に成功。その裏も三人で切り九回表に さらに2点追加し、最終回の守備を迎える。最終回ワンアウト満塁のピンチを迎えるも最後は サードゴロで亀岡がサードベースを踏みゲッツーでゲームセット。

 今回の試合はいい意味でも悪い意味でも学院らしくはなかった。四球が多くアウトをとれても なかなかリズムに乗れなかった。打撃もあと一本が出ないと課題は見つかった。10得点いれた 8回も2-7と差が出来て、開き直って打ち崩したというような印象だった。

 ここからは厳しい戦いになるが、今回のように連打は期待できないと思うので小さくつなぐ 学院らしい攻撃で勝ち抜いてほしい。

 ガンバレ学院野球部!!!



2016.10.16
(文責:島田将 H28卒)