Vol.147 平成30年夏の大会1回戦 vs都三鷹中等 2018/07/08




 梅雨が明け、いよいよ暑さが夏本番へと厳しさを増してきた。今年も高校野球の季節がやってきたと肌で 感じることができる今日この頃である。今大会は節目の100回大会だ。この、記念すべき大会で長きに渡る 学院野球部の歴史が塗り替えることができるのか、期待が膨らむ。

 さて、今後の勝ち上がりを占う上で大切となる、選手権大会地区予選1回戦の相手は三鷹中等だ。 選手たちは期末試験期間中で、コンディションは万全ではない。たが、そんな心配は杞憂に終わった。

 まずは公式戦初登板の石黒(3年)が1回表、得点圏にランナーを進められピンチを迎えるが粘って無失点。 しっかりと落ち着いた投球で相手に先制を与えない。するとその裏、学院打線がいきなり良い形でつながっていく。 2番の八巻(2年)が中安打で出塁すると、3番の新井(3年)が左越え二塁打、4番の笹隈が左安打といきなり 3連打で2点を先制する。

 その後、リードをもらった石黒は打たせてとるテンポの良い投球で相手に得点を与えない。打線はその後も2回にも、 1番木屋(3年)、3番新井の適時打で3点を加え、3回には、押し出し四死球3つと4番笹隈の適時打、さらには相手の 守備の乱れにつけ込み、6点を奪った。最後は、石黒に代わった友貞(2年)が1イニングを無失点でしっかり投げきり 試合終了。

 終わってみれば11-0、5回コールドで1回戦を突破した。この試合は相手にもらった点も何点かあったが、 バントやヒットエンドランを絡めて良い形で打線がつなり、奪った点が多かった。初戦の入りとしては 充分合格点を与えて良い内容であったと思う。公式戦初登板の石黒も硬くなることなく、テンポ良く ストライクゾーンで勝負することが出来ていたので、今後に向けて良い登板になったのではないか。

 大会に良い形で入ることができたと選手たちも感じているはずだ。 この勢いを今後の勝ち上がりに活かしていきたいところである。

 この調子で頑張れ!学院野球部!!



2018.07.08
(文責:後藤大青 H29卒)